その他の導入事例
お客様情報が集約されたデータベースとして活用
テクノ・マインド株式会社は、ICTを通じて確かな技術(テクノ)と豊かな心(マインド)で地域社会に貢献するという経営理念を掲げ、1965年に設立。時代とともに変化する市場ニーズに迅速に対応する総合情報サービス企業として、付加価値の高いサービスを提供し続けています。
当社が名刺管理サービスを検討するきっかけになったのは、担当変更の際にお客様の情報がうまく引き継げていなかったことです。以前は部署や従業員ごとに異なる名刺管理サービスを使用しており、お客様情報の詳細な引き継ぎに時間が掛かっていました。しかし、特に自治体への営業を担当する部署では、人事異動により先方の担当者が定期的に入れ替わるため、引き継ぎがスムーズにできない状態のままでは業務に支障を来たしかねません。
また、初めて会うお客様に「初めまして」とごあいさつしたところ「御社の○○さんとお会いしたことがあります」と言われるケースがあり、情報共有ができていないことを課題に感じていました。そこで、名刺を含めお客様に関する情報を全社的に管理できるサービスの導入を検討することに。
そんな折に「SKYPCE」を紹介され、社内での情報共有や引き継ぎの円滑化への効果を期待して導入を決定しました。現在は営業部を中心に、さまざまな場面で活用しています。
当社の営業部では、民間企業や自治体など担当するお客様によって部署が異なります。自身にとって初対面のお客様であっても、別の部署の従業員が過去にイベントで名刺交換をしていた、というパターンも少なくありません。
そのため、新規のお客様を訪問する際は、事前に「SKYPCE」で自社とお客様とのつながりを調べるようにしています。ごあいさつ時に「弊社の○○がお世話になっています」とお客様が知っている従業員の名前を出すことで安心感を与えられる場合も多く、こうした情報はアイスブレイクに有効です。
また、名刺情報をはじめとしたお客様の情報を「SKYPCE」に集約するメリットには、データ管理体制の明瞭化もあります。以前は部署や従業員ごとに異なるサービスで名刺を管理していたため、データがどこに保管されているかが整理できていませんでした。そうしたサービスの中には国外のデータセンター等にデータが保管されているものもあり、大切なお客様の情報を預ける上で心配な面も。
一方「SKYPCE」は、名刺のデータ化をすべて国内で行っているという点で信頼感があります。AWS(Amazon Web Services)の認定ソフトウェアになっていることも安心材料の一つです。
営業活動では、ターゲットの選定や効果的なアプローチのために顧客企業の詳しいリサーチが不可欠です。当社では、「SKYPCE」の「企業データベース」を活用して、こうしたリサーチにかかる手間や時間を軽減しています。
例えば、お客様先へのごあいさつに当社の役員が同行する際には、事前に「SKYPCE」で調べた企業情報をまとめて、役員に共有しています。また、これまで新規ターゲットの策定時には、対象企業の情報を調査会社から購入していましたが、今後は「SKYPCE」から調べた情報で代替していくことを検討しています。特に民間企業を担当する部署では企業情報を活用する機会が多いため、従業員自身が調べたり、調査会社から購入したりしなくなれば、業務の効率化や経費の削減につながるはずです。
また、当社ではCloud Editionを導入しているため、常に最新バージョンで各機能を利用できます。今後、新しい機能が搭載した場合にも、すぐに利用できるので安心です。
当社では、より質の高いICTサービスの提供につなげるべく、社内でもDX推進に力を入れています。その一環として、DX検定を90人以上の従業員が受検し、半数以上が合格。DX人財育成として、「Cloud for Beginners」「AWS Cloud Practitioner Essentials 」も全社員が受講しました。データの取り扱いルールについても、テストや研修を毎年実施して社員の意識向上を図っています。
今後も各種サービスをフル活用して、より効果的な販売戦略の策定に取り組んでいく予定です。特に「SKYPCE」の活用については、商談・アプローチの内容や結果を蓄積することで、よりスムーズな引き継ぎやナレッジの共有に役立てていきます。
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