営業担当の方は、製品やサービスを顧客に売り込むなかでたくさんの人と会う機会があると思います。これまで、そこで得た名刺、つまり人脈は営業担当自身のものとして扱われがちでした。しかし、営業活動で培った人脈や顧客情報を、個人に紐づけたままで本当にいいのでしょうか?
名刺管理を個人に任せるリスクとは?
従来、名刺は個人で管理することが通例とされてきました。管理の手法も、紙でのファイリングや名刺管理ツールの個人利用などバラバラである場合がほとんど。しかし、企業・組織にとって重要な顧客情報につながる名刺の管理が個人任せになっていると、リスクが生じることも考えられます。
特に気をつけたいのが内部人員による情報漏洩です。近年、営業秘密の持ち出しによる情報漏洩は増加傾向にあるといわれており、事業を脅かす重大なリスクとなっています。内部人員が原因の情報漏洩にはどのようなパターンがあるのでしょうか?
①従業員による不正売買
従業員が顧客情報などを持ち出し、不正売買を行うパターン。個人情報の大量漏洩につながります。
②退職時の持ち出し
開発中のデータや製品の詳細情報などを退職時に持ち出し、転職先の業務で使用したり、競合企業に買い取ってもらったりする事例があります。
③自宅PCからの漏洩
テレワークを行う際などに社外秘情報を無断で持ち出すことで、自宅のPC等からデータが漏洩してしまうことも。
④PCの紛失や盗難
テレワークや出張のために業務用PCを社外に持ち出す際、置き忘れによる紛失、盗難で情報漏洩が発生する可能性があります。
組織でのデータ活用がDXの土台に
近年ではさまざまな分野でデータの利活用が進んでおり、それに伴ってデータ資産の価値が上昇しています。同様に、名刺情報も会社の資産としてデータ化し、組織内で共有することで、戦略的な営業ツールへと活用の幅を広げることが可能です。
しかし、名刺情報は定められたルールに沿って適切に管理していないと、情報漏洩が起こった際に営業秘密として保護することができません。名刺や顧客名簿など業務で得た情報は、ルールを設けて組織で管理することが重要です。
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