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Sky株式会社

公開日2023.10.23更新日2023.12.26

組織の成長を阻む「サイロ化」を解消するには?

著者:Sky株式会社

組織の成長を阻む「サイロ化」を解消するには?

DXを進めるなかで、組織やシステムのサイロ化が課題として浮き彫りになった企業も多いのはないでしょうか?サイロ化を放置していると、せっかく組織の各部門や部署で手に入れた貴重なデータを活用しきれないかもしれません。

ビジネスにおいて、データ活用は今後もさまざまな分野に広がっていくと考えられます。そこで今回は、効果的なデータ活用に向けて知っておきたい「サイロ化」の概要やデメリットについてご紹介します。

組織が陥りやすい2つの「サイロ化」

サイロ化とは、部門や部署などの間に壁ができてしまい、連携が取れなくなっている状態を指します。農産物や飼料を保存するためのタンクである「サイロ」が、一つひとつ独立して建てられていることにちなんで名づけられました。

▼サイロの例

サイロ化には、主に2つのパターンがあるとされています。まず1つ目が、“組織”のサイロ化。これは、各部門や部署が独立して業務を行い、連携が難しくなっていることを表しています。いわゆる「風通しが悪い」状態です。

組織がサイロ化すると、下記のような問題が発生しやすいといわれています。
・マーケティング部門と営業部門が同じような資料を別々に作成してしまう
・CX部門に届いた顧客の要望が企画・開発部門に届いていない
このように、運営に支障が生じやすくなるのが組織のサイロ化です。

そして2つ目が“システム”のサイロ化で、部門・部署ごとに異なるシステムやソフトウェアを導入している状態を指します。システムのサイロ化では、
・データの収集や管理に余計な手間とコストがかかる
・それぞれで持っているデータの形式が違ってスムーズに共有ができない
というように、データの取り扱いに問題が起こるケースが多いとされています。

ビジネスを停滞させる「サイロ化」のデメリット

知らず知らずに進行してしまう2つのサイロ化。そうした状態に陥ることで、下記のようなデメリットが生まれるといわれています。

①業務効率の低下

部門・部署ごとに進捗管理の方法や形式、使用しているシステムが異なる場合、お互いの状況をリアルタイムに把握するのは困難です。その結果、すでに完了している業務を別の部署がやり直してしまうといった問題が発生し、業務効率が低下する恐れがあります。

②コスト増

部門・部署ごとに異なるシステムを導入していると、金銭的コストはもちろん、運用にかかる人的コストが増大しやすくなります。また、それぞれのシステムが連携できなければデータを共有する際に入力し直す必要があり、時間的コストがかさむ可能性も。

③DX対応の遅れ

売り上げアップや組織の成長のためには、各部門・部署が得たデータやナレッジを組織全体で共有していくことが不可欠です。サイロ化が生じていると部門同士・部署同士の連携が難しくなるため、継続的な組織の成長を妨げてしまうかもしれません。

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サイロ化の解消にはシームレスな組織づくりが不可欠

今回は、組織内で連携が取れない状態を表す「サイロ化」について、概要やデメリットをご紹介してきました。AIをはじめデータ活用が活発化している今、組織の継続した成長には部門・部署を越えた連携が欠かせません。

今後を見据えてシームレスな組織づくりを目指すなら、手軽にデータ連携ができる「SKYPCE」などのツール導入をぜひご検討ください。