SKYPCEの情報誌『SKYPCE NEWS』vol.9では、企業を狙うフィッシングの実情やそのリスクについて阿部 巧(にゃん☆たく)氏に詳しいお話を伺いました。
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売り上げを“落とさない”ために
営業職が取り組むべきフィッシング対策
それを受けてこの記事では、フィッシ ング対策の観点からSKYPCEを安全にお使いいただくためのポイントをご紹介します。
自社が持つ接点
SKYPCEは名刺をデータ化して組織内で共有できるサービスですが、登録されるのは単に名刺に記載された内容だけではありません。例えば「誰と誰が」「いつ、どんなシーンで」名刺交換をしたか、といった自社と顧客との“接点”に関する情報も管理画面上で閲覧することが可能です。
もし、こうした情報がフィッシングなどのサイバー攻撃によって攻撃者の手に渡ってしまった場合、特定の企業をピンポイントで狙う「標的型攻撃」に利用される恐れがあります。攻撃者が自社の従業員を騙り、顧客や取引先に対してフィッシングやビジネスメール詐欺を行う可能性も。情報漏洩によって自社だけでなくさまざまなステークホルダーに被害が拡大してしまうリスクが考えられます。
営業活動の記録
SKYPCEは、各社員の営業活動の進捗状況を集約・管理できる「活動記録」機能を搭載しています。この機能では「新規顧客」「既存顧客」などのカテゴリや「訪問」「電話」「メール」といった手法を案件ごとに記載できるほか、任意のタグで営業活動の記録を柔軟に管理することが可能です。
フィッシング対策が不十分だと、これら活動記録に入力された情報を攻撃者に窃取されてしまう可能性があります。例えば、営業ノウハウやアプローチ中の顧客に関する情報を競合企業に売却されるなど、事業に大きな被害をもたらすリスクも。SKYPCEを活用して業務効率化や売り上げアップを実現させるには、自社の重要データを守るためのセキュリティ対策が不可欠です。
SKYPCEでは、お客様に安心してサービスをお使いいただくために、セキュリティ強化にも力を入れています。その一つが2 要素認証への対応で、初回ログイン時に設定しておけば2 回目以降のログイン時もワンタイムパスワードが発行されます。
自社が持つデータを安全に活用していくためには、こうした認証時のセキュリティ強化をはじめ、フィッシングなどのサイバー攻撃に備える仕組みを事前に構築しておくことが重要です。
Sky株式会社の社員が営業や商品サポートを理由に「SKYPCE」のID・パスワードをお聞きすることはありません。そうした電話やメールがあった場合は決して認証情報を教えたり、メール本文中のURLをクリックしたりしないでください。