Sky株式会社では自社商品「SKYPCE」を社内で活用し、そこで挙がった社員からの感想や要望を基に機能の拡張や改善を繰り返しています。さまざまな場面で活用を進める中、「SKYPCE」を導入したことで業務効率を大幅に向上できたことの一つが、イベント出展後の初動対応でした。
皆さまの所属されている企業でも、自社でセミナーを実施されたり、イベントに出展されたりすることがあると思います。少しでも皆さまのお役に立てればと、自社での活用事例として「イベント出展時のSKYPCE活用方法」についてご紹介します。
過去の社内活用事例はこちらからご覧ください。
「SKYPCE」社内活用事例① 利益につなげる活用を支える仕組みづくり
「SKYPCE」社内活用事例② 手軽に登録するための機能改善
イベント後の初動対応のスピードが課題
弊社は、外部のイベント会社が主催する大規模イベントをはじめ、年間を通してさまざまなイベントに出展しています。イベントに出展する目的は、より多くの案件を発掘し、売上につなげること。
従って、お客様の名刺やヒアリングの結果はいち早くデータベースに登録し、営業活動に利用できる状態にしておく必要があります。加えて、データベース化した名刺情報は個人情報として管理しなければならないため、安全への配慮を効率化することも欠かせません。
そのために、弊社のブースにご来場いただいたお客様の名刺全てを素早くデータ化し、ヒアリングした案件情報と結びつけるという処理を行います。ただし、膨大な枚数の名刺を交換する大型展示会では、この処理にも時間を要します。すると、お客様への初動対応としてお送りする、お礼メールの配信にも影響が及びます。
「SKYPCE」の社内活用を始める以前は、お礼メールを配信する際、名刺情報を外部業者に委託していました。そのため、急ぎでお礼メールを配信したいお客様に対しても、イベントから3~4日後でなければ配信ができていませんでした。さらに、大規模なイベントではそれ以外のお客様に対しても配信までに2~3週間を要していました。営業チャンスを逃さないためにも、イベント終了後の初動にかける時間の短縮は急務でした。
情報の登録スピードがアップ!素早い案件後追いが可能に
「SKYPCE」の社内活用を開始してからは、日頃運用している環境と通信できるネットワーク、名刺を取り込むスキャナーをイベント会場にも用意し、その場で名刺を取り込んでいます。
その結果、名刺取り込みの処理件数が飛躍的に上がりました。名刺情報の入力作業を外部業者に委託する必要がなくなり、お礼メールの配信にも「SKYPCE」を活用したことで、社内で完結できるようになりました。現在は、弊社ブースにご来場いただいた翌営業日には、お礼メールを配信できています。
特に来場されたお客様に向けたアクションは、迅速でありつつも抜けや漏れがないことが求められます。新たに入手した名刺情報を素早く取り込み、それを次のアクションにつなげていくために、「SKYPCE」を役立てていただきたいと弊社は考えています。
さて次回は、営業活動を効率化する「タグ」のメリットについて、自社での活用事例を基にご紹介していきます。