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公開日2024.09.12更新日2024.10.04

大学生が就職活動時に名刺を持つメリットは? 作成のコツや記載項目をご紹介

著者:Sky株式会社

大学生が就職活動時に名刺を持つメリットは? 作成のコツや記載項目をご紹介

あらかじめ自分の名刺を用意して、就職活動に取り組んでいるという大学生はあまり多くありません。しかし、少数派だからこそ相手の印象に残りやすいというメリットがあります。この記事では、大学生が就職活動で名刺を活用するメリットや名刺を作る際のポイントなどをご紹介します。

大学生が就職活動時に名刺を用意することのメリット

就職活動に取り組む大学生は多くいますが、自分の名刺を持っているという人はどのくらいいるでしょうか。名刺を活用する人が少数派だからこそ、ほかの学生との差別化ができるというメリットがあります。

訪問先の社員の印象に残りやすい

例えば、イベント運営やボランティア活動などを行う団体に所属している学生の場合は、外部の人と関わる機会が多いため名刺を用意しているケースもあります。しかし一般的に、自分の名刺を持っている大学生は多くありません。そのため、会社説明会やOB・OG訪問の際に、大学生が名刺を用意していることで就職活動における真剣さが伝わり、印象に残りやすいというメリットがあります。特に会社説明会など、複数の学生が参加するような場面では、担当者と名刺交換するだけでもほかの学生との差別化となります。また、名刺は交換した後に相手の手元に情報が残るので、後日連絡をしたときも名前を思い出してもらいやすいというメリットもあります。

相手の連絡先を入手しやすくなる

訪問時に、こちらから名刺を差し出してあいさつをすると、手元に名刺を持っていない場合を除いて、相手も名刺を出して交換するのが一般的です。当然、名刺には相手の名前や所属、連絡先が記載されていますので、それを活用して接点を継続することができます。例えば、会社説明会やインターンシップに参加したときに担当者と名刺交換しておけば、帰宅後にお礼のメールを送るといった活用ができ、相手に好印象を与えることにつながります。ただし、名刺に記載されている情報は、すべてが重要な個人情報にあたりますので、取り扱いには注意が必要です。

連絡先の伝え間違いが防げる

会社説明会やインターンシップなどで会社を訪問した際は、書面に参加者情報として自分の名前や連絡先の記入を求められることも少なくありません。このとき、書面には記入した上で、別途名刺を添付したり担当者に渡したりしておくことで、万が一記入した内容に間違いがあった場合でも連絡先がわからず、その後連絡が取れなくなるというトラブルが防げます。実際に就職活動中は、緊張や不注意によって記入ミスをすることがよくあります。特にメールアドレスは、1文字間違えているだけで連絡先として使えません。英数字や記号など複数種の文字を使いますので、書き方によっては相手が判読できないということもあり得ます。

大学生が名刺を作成する際のポイント

名刺は、自分の名前や連絡先などを伝え、相手の手元に保管してもらうための大切なツールです。しかし単に情報を記載したカードがあればいいというわけではなく、名刺として通用するものを用意しておくことが大切です。特に渡す相手が社会人であれば、取引先などと日常的に名刺交換をしていると考えられるので、次のような点に注意が必要です。

記載するべき項目

一般的に名刺に記載するのは、名前、組織名・ロゴ、部署、役職(肩書き)、住所、電話番号、メールアドレス、WebサイトのURLなどです。そのほかに企業のキャッチコピーや各種認定ロゴ、自治体の公式キャラクターなどを記載している場合もあります。しかし、大学生が名刺を作成する場合には記載内容は最小限にすることをお勧めします。例えば次のような内容でも十分です。

  • 名前
  • 大学名・学部学科名
  • メールアドレス
  • 電話番号

上記のほか、顔写真が載せられると名刺交換後に、顔と名前が一致しやすいのでお勧めです。また、入社後に役立つ資格であれば記載してもいいと思います。住所については個人宅を相手に知らせる必要がない場合は記載しなくても構いません。いずれにしても、アピールしたいがために情報量が多すぎる名刺にならないことが大切です。

実さが伝わるデザインにする

名刺は、印象に残るほうが良いのですが、デザインが派手すぎるものや奇抜なものを避け、誠実さが伝わるようなデザインにする方が無難です。前述したとおり就職活動の中で名刺を用意している学生は少数派なので、名刺を用意しているという事実だけで十分に印象に残せます。そのため落ち着いた色を基調としたシンプルなデザインを選ぶのがお勧めです。ただ白黒の場合は、レイアウトに工夫がなければ味気ない印象になりやすいため注意が必要です。

ある程度上質な紙を選ぶ

デザインをシンプルなものにする分、差別化を図るのであれば紙の質です。日頃名刺を扱うことが少ないと意識しない点ですが、普段から名刺交換の機会が多い社会人の中には、名刺の紙質を気にする人もいます。最も避けたいのは、書類を印刷するようなペラペラの紙に印刷することです。また、量販店で購入できるようなインクジェットプリンタ用のA4サイズ名刺用紙(切り離して使うもの)を使用すると、どうしても「手づくり感」が出てしまいます。ただこれは、社会人の場合ならあまりお勧めできませんが、大学生であれば一概に良くないとはいえません。最近は手頃な値段で名刺を印刷してくれるサービスもたくさんありますので、相手に渡した後で保管してもらうことも考えた上で、紙を選んでください。

まと

就職活動で自分の名刺を用意している大学生は少数なので、ほかの学生との差別化が図れます。そのときに、相手にどんな印象を持ってもらいたいのかを意識した名刺を用意することが大切です。アピールしたい気持ちのあまり、派手すぎたり、奇抜だったりするデザインにするよりも、使用するフォントやレイアウト、紙質など、さりげない部分にこだわる方が好印象となることが多いです。自己アピールのツールとして、名刺を上手に活用していただければと思います。

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